香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
[お知らせ] スケジュール:2019/11/20
更新日:2019/11/20
各地によって見やすい日時、方角が異なりますが11月20日から23日にかけて国際宇宙ステーションが見やすくなっています。詳しくは「お知らせ欄 天文現象11月20日 国際宇宙ステーション(ISS)を見てみよう」をご覧下さい。
11月20日(水)は中国・四国地方で見やすくなっていました。天体望遠鏡博物館のスタッフが撮影に成功しましたので紹介します。
撮影日時:2019年11月20日 18時40分ころ~42分
撮影地:香川県東かがわ市
撮影機材:Olympus E-PL8, LAOWA 7.5mm f2 ISO-1600, 10秒×3枚 比較明合成
撮影者:天体望遠鏡博物館会員 I
撮影者コメント:東かがわ市は曇っていたのですが,少しだけ写りました。
*補足説明:国際宇宙ステーションは画面下から上方に向かって進んでいます。方角はほぼ南西です。画面中央の雲間の国際宇宙ステーションの軌跡の右側には「いるか座」が写っています。画面右上は「はくちょう座」です。画面中央下は「いて座」方向で明るく輝いているのは土星です。
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撮影日時:2019年11月20日 18時42分ころ~45分
撮影地:香川県高松市
撮影機材:NIKON D810A TAMRON SP15-30mm f2.8 ⇒ 27mmにて開放
ISO1250 露出5秒×38枚 比較明合成
撮影者:天体望遠鏡博物館会員 H
撮影者コメント:軌跡が破線になっているのは、5秒露出の間にカメラが処理する時間はシャッターが閉じることによるものです。実際は発光し続けていますので、シャッターをバルブでずっと開けて撮影していたら連続線になります。ひとつの線の長さは5秒間なので、見かけの速度が計算できますね。予報では仰角40度くらいで消えるようになっていましたが、実際はさらに高くまで光っていて画角からはみ出してしまいました。双眼鏡で見ていた感じでは少なくとも70度を超えていました。
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撮影日時:2019年11月20日 18時40分ころ~42分
撮影地:香川県 宇多津町
撮影者:天体望遠鏡博物館会員 I.R
撮影者コメント:宇多津町も雲が多く出だしはあまり見えませんでしたが途中から確認できました。以外と早い速度でした。仰角50度くらいでフレーミングしていましたが(予報よりも長く見えており途中で)切れてしまいました。(仰角)70度くらいあったかも。画面下には宇多津のゴールドタワーが見えています。
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撮影日時:2019年11月20日 18時41分ころ
撮影地:鹿児島県霧島市福山町
撮影者:天体望遠鏡博物館ボランティア I.T
目視報告も寄せられています。
報告者:天体望遠鏡博物館会員 N
観測地:香川県坂出市
コメント:仕事からの帰宅途中、坂出市の商店街にて目視できました。雲が多かったため目視できたのはわずか5秒ほどでした。
報告者:天体望遠鏡博物館会員 U
観測地:岡山県岡山市中区
コメント:仕事中でしたが窓を開けて南西方向を見ていると、低空のかすみの中で鈍く輝く土星のすぐ近くから、予報通り18時42分ころに国際宇宙ステーションが見え始めました。2等星程度の明るさから高度が上がるにつれ1等星以上の明るさまで増光し、高度40度を超えてもまだ輝き60度付近にて急速に減光していく様子が見られました。
報告者:天体望遠鏡博物館会員 S
観測地:香川県高松市
コメント:職場(高松市)の駐車場から見ました。見え方は岡山のUさんと同じような感じです。