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月面LOVEの撮影ができました

[お知らせ] スケジュール:2020/10/25
更新日:2020/10/25

月は毎日、形が変化する様子を肉眼で確かめられます。天体望遠鏡で見ると月の形の変化だけでなく、月面の大小様々なクレーターまで見ることができます。そしてこのクレーターも太陽光の当たり具合で、クレーターの外周の縁やクレーター内部の陰影が毎日変化して見えます。この様子は、天体望遠鏡博物館が開催している天体望遠鏡工作教室で作る口径4㎝のアクロマートレンズを使った屈折天体望遠鏡でも確認できます。
近年、太陽光の当たり具合によってクレーターの縁にアルファベット文字のように見えるところがあることがわかり天文ファンの間で「月面X」や「月面LOVE」と名付けられて撮影チャレンジされています。
「月面LOVE」の周知活動をイベントなどを通して熱心に行っている愛媛県の竹尾氏から当館に24日夜に月面LOVEが見られる可能性が高いとの情報が届きました。当館の各地のボランティアに撮影を呼びかけたところ撮影成功の報が届きました。

撮影地 鹿児島県 I氏からの報告 

月面LOVE

月面LOVE

上から順に

X O


になっています。
Eは鏡像のように左右逆になっています。

撮影者:天体望遠鏡博物館 ボランティア I氏(鹿児島県)
撮影日時:2020年10月24日 18時41分
望遠鏡:ビクセンSUPER POLARIS 80M
カメラ:ソニーNEX5N
感度:ISO400
シャッタースピード:1/250秒

撮影地 香川県 A氏からの報告

月面LOVE A氏

撮影者:天体望遠鏡博物館 会員 A氏(愛媛県)
撮影地:天体望遠鏡博物館
撮影日時:2020年10月24日
望遠鏡:五藤テレスコープ GTM100/1000APO 
カメラ:Lumix GX7MK2 12-32沈胴ズーム付
手持ちコリメート撮影
*この日は天体望遠鏡博物館を会場にして宇宙少年団さぬき分団の天文イベントが開催されていました。夜間の星空体験会の開始直前に、手持ちコリメート撮影しました。まだ空に明るさが残っている時間だったのでコントラストが低くなっています。

撮影地 香川県 K氏からの報告

LunarXLOVE_011

LunarXLOVE_023

LunarXLOVE_024

撮影者:天体望遠鏡博物館 会員 K氏(香川県)
撮影地:香川県高松市
撮影日時:2020年10月24日 19時24分51秒
望遠鏡:スカイウォッチャー MAK90G(f1250mm,F13.9)
2Xバロー使用、直焦点撮影
カメラ:Canon EOS8000D
感度:ISO800
シャッタースピード:1/125秒
1枚撮りDPP-4で画質調整、トリミング
撮影者コメント:風が強く、低速で撮影したカットは全滅でした。フォーカスが甘く、「X」の文字は崩れてます。今回は早い時間がチャンスだったようです。

撮影地 滋賀県 K氏からの報告

月面LOVE K氏

撮影者:天体望遠鏡博物館 ボランティア K氏(滋賀県)
撮影日時:2020年10月24日 19時19分
望遠鏡:スカイウォッチャー ESPRIT120ED(口径120㎜焦点距離840㎜)
カメラ:ZWO ASI224MC(天体撮影用CMOSカメラ)

撮影地 愛知県 I氏からの報告

月面LOVE 愛知

MoonFace_LOVE_X_Heart

撮影者:天体望遠鏡博物館 ボランティア I氏(愛知県)
撮影日時:2020年10月24日 18時01分
望遠鏡:Borg100ED+2倍バロー
カメラ:CanonEOS70D
 感度:ISO1600
シャッタースピード:1/400秒 300コマをスタックしてウエーブレット処理
撮影者コメント:月面LOVE、X、ハートを撮影できました。当日は、地元の文化センターで星空教室を開いていて、参加者にも見ていただけました。Eは難しいですね。

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