お知らせ

七夕は一般的には7月7日です。でも7月上旬は、ほとんどの地域で梅雨の真っ最中です。星空はなかなか見ることができません。
七夕伝説は昔々のお話しですので、そのころの暦は現代の暦と異なっています。日本の場合は、明治6年から新暦に変わりました。

旧暦と新暦ではおおよそ1か月程の違いがあり、2023年の場合、新暦の7月7日は旧暦では8月22日です。このころなら、梅雨もとっくに終わり、晴れの日が多くなります。

7月7日に「おりひめ星」と「ひこ星」を見ることができなかった方、ぜひ昔ながらの七夕を楽しんでみませんか。最近は旧暦での七夕のことを「伝統的七夕」と呼ぶようになりました。

おりひめ星は「こと座」の「ベガ」、ひこ星は「わし座」の「アルタイル」です。この二つの明るい星の間には天の川があります。夜空の暗い場所だと、天の川を挟んで2つの星が輝いているのがよくわかります。

「ベガ」「アルタイル」とはくちょう座の「デネブ」を結ぶと「夏の大三角」になります。