香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
[イベント] スケジュール:2024/08/04
更新日:2024/07/27
2024年8月4日(日)開催の天体望遠鏡(架台・三脚)工作教室のご案内です。
天体望遠鏡は「鏡筒」「架台」「三脚」の部分で成り立っています。天体望遠鏡(鏡筒)工作教室は「鏡筒」の部分を作ってきました。この鏡筒は写真用三脚につけて天体観望することができますが、一般家庭にある写真用三脚は強度や大きさ、上下方向のスムーズな動きといった点で、天体望遠鏡専用に作られた架台・三脚とは異なります。
そこで天体望遠鏡博物館では安価でありながらも充分な強度と適度な大きさと水平・上下方向にスムーズに回転させることができる「架台」「三脚」の試作を重ねてきました。
天体望遠鏡博物館の「天体望遠鏡(鏡筒)工作教室」に参加された方にはぜひお勧めしたい工作教室です。簡単な直線切りと1㎝程度の穴開け作業で作れるようにしています。工具の使い方も説明いたします。男女を問わず工作初心者の方でも作れるようにサポートしています。(架台・三脚工作教室に参加してから天体望遠鏡(鏡筒)工作教室に参加するのも大丈夫です)
なお今回の工作教室ではノコギリ、電動ドリルなどの道具を使いますので、お子様だけでの参加はご遠慮下さい。また万一、事故が発生した場合でも自己責任となりますのでご注意下さい。
【日時】8月4日(日) 13時30分~16時
【会場】天体望遠鏡博物館 天文教室(校舎1階にあります)
【参加費用】 1500円/1台+入館料500円/1組の計2000円
*本来、入館料は一人一人にかかりますが、本イベントでは館内案内を行う時間設定をしておりませんのでご家族で参加されても一人分の500円のみの特例としております。
例:1人で1台制作の場合 施設利用料500円+材料代1500円
家族4人で1台制作の場合 施設利用料500円+材料代1500円
家族4人で2台制作の場合 施設利用料500円+材料代1500円×2=3500円
館内ツアーもご希望の場合は12時ころまでに御来館下さい。人数分の入館料にて数百台に及ぶ各種の天体望遠鏡の展示をご覧いただけます。この場合、天体望遠鏡用架台・三脚工作教室の参加費用は材料代の1500円のみとなります。
【定員】4組
(4台分に相当するとき申し込みがあったときは4組未満でも予約終了とすることがあります)
*天体望遠鏡(鏡筒)工作教室に参加された方は鏡筒をご持参下さい。天体望遠鏡(鏡筒)工作教室に参加されていない方ももちろん参加できます。
【申し込み方法】ネット予約をご利用下さい
募集数に達しましたのでネット予約を終了致しました(2024/07/28 0:25)
キャンセル待ちを希望される方は「お問い合わせ」からお問い合わせ下さい。
*よくある質問
Q1.小学校3年生以下でも参加できますか?
保護者が工作し、お子様がそれを手伝うという進め方になりますがご参加下さい。
Q2.園児の弟(妹)も連れて行っていいですか?
小学校4年以上のお子様と園児の弟(妹)の場合は保護者1名以上でご参加下さい。
小学校3年以下のお子様と園児の弟(妹)の場合は保護者2名以上でご参加下さい。
Q3.材料キットだけを販売してもらえますか?
工作教室の参加者募集ですので、材料キットのみの販売は行っていません。
三脚は口径4㎝の鏡筒を支えるのに充分な強度があります。架台部を変更することでさらに重量のある鏡筒にも対応できるようにしています。
*2022年8月から保管時のスペースがコンパクトになるように仕様変更しています。写真では脚をネジ釘で固定していますが、この部分をボルトに変更し、分解すると最長パーツで60㎝になるようにしました。
*鏡筒は材料に含まれていません(天体望遠鏡工作教室で製作したものです)
架台部はフォーク式経緯台の形式にしています。
微動装置のないフリーストップながら眼視観測には充分対応します。
写真の上下方向の回転軸は、食品保存用のブラスチックケースを利用していますが現在は直径が大きい方が回転が安定するので、ふた付きの缶(果物缶詰の空き缶)にしています。
水平回転はスムーズな動きを確保するために、スベリシートを貼っています。
天体望遠鏡用架台・三脚工作教室の様子
初めての、のこぎり体験でもスタッフが丁寧に使い方を教えます。
完成後、操作を練習します(鏡筒をお持ちでない場合は博物館の備品をお貸しします)