香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
2016年4月30日に8㎝鏡筒、2021年3月20日に赤道儀が寄贈されました。
寄贈者と天文活動の思い出
本機は、中学1年の冬(1973年)当時13万円とかなり高価な望遠鏡でしたが父親に無理を言って買ってもらい、その後、モータードライブまで買ってもらいました。
そのためもあって、中学、高校時代には、地域の文化祭で「木星の衛星の観察」をテーマでポスター展示した際に観察に使用したり、星雲・星団の観察、太陽黒点の写真撮影したりとかなり活躍していました。
しかし、大学で地元を離れ、さらに成人して1993年大型の反射望遠鏡(YK250)を買ってからは、ほとんど出番も少なくなり、特に転勤を契機に、10年以上、屋根裏部屋にしまったままになっていました。そのようなこともあり、5年前に8cm鏡筒を寄贈させていただきました。そして、ここ数年、FCT76を載せて観望に使用していた赤道儀も新調することとなり、今後出番が全くなくなってしまいました。このため、知らない方に売却するよりも亡くなった父親に買ってもらった思い出の望遠鏡でもあり、モータードライブもまだまだ現役で動きますので、鏡筒同様、一緒のところで多くの人に見ていただければ良いかと思い寄贈させていただきました。
赤経・赤緯とも全周微動、赤経赤緯目盛環、高度目盛付き、ファインダーは口径30㎜ 9倍
2016年4月30日 8㎝鏡筒(アクロマートレンズ)の寄贈時の記録。
2016年4月30日、奈良県の秋山様が天体望遠鏡博物館まで持参して寄贈下さいました。
8㎝鏡筒本体、ファインダー、太陽投影板の他にファインダーが3本入っています。
シールからもともとは8㎝屈折赤道儀セットであったことがわかります。
製造番号は1878。
アイピース5本、天頂プリズム1本、サングラス1枚
また五藤光学研究所製8㎝鏡筒の他に、天文ガイド、月刊天文、スカイウォチャーなどの天文誌100冊以上と、天文ソフト REAL SKYもいっしょに寄贈下さいました。