香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
ブランド: | 西村製作所 |
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光学系: | 反射 |
口径: | 400mm |
架台形式: | 赤道儀 |
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備考: | 栃木県矢板市・栃木県立高原山少年自然の家より引き取り(2007年3月) |
2007年3月24日、栃木県矢板市にある栃木県立高原山少年自然の家から、西村製作所製40㎝反射望遠鏡赤道儀を引き取りました。
1980年西村製作所製口径40㎝ ニュートン・カセグレン切り替え式。
焦点距離:ニュートン式2400㎜F6 カセグレン式7200㎜F18
主鏡は苗村敬夫(なむらたかお)氏が研磨した苗村鏡。(T.N.M №516)
サブスコープは15㎝F15のアクロマートレンズの屈折望遠鏡。
シュミットカメラも同架されています。
当初は栃木県教育研修センターに納入されましたが、1992年に高原山少年自然の家の屋上に天体ドームを設置、移設されました。ドームは内径5.5メートル。
高原山少年自然の家は標高約720メートルにあり、天体観望に適していますが、設置して14年経ち、青少年教育施設再編整備計画で冬季利用率が低く、県内利用者が少ないことから閉鎖が決定されました。2007年2月、栃木県はこの望遠鏡の再活用を行ってもらえる先を入札募集する旨を発表し、当館の村山代表がこれに応えました。
引き取り作業は、プロの手で行われ<25屯クレーンと4屯ユニックトラックが使用されました。
まずは鏡筒部分をドームから搬出します。
続いて赤道儀・架台が搬出されました。
輸送中に、ずれたりしないように、トラックに積載後も位置調整が行われました。
この後、望遠鏡は自動導入対応とするためのE-ZEUSが組み込まれました。開館後は主力望遠鏡のひとつになりそうです。