お知らせ

仕事の都合で中国・長春市に現地赴任している天体望遠鏡博物館のボランティアスタッフＴ氏からの便りです。
写真は2020年10月25日の夕方、長春市内の公園で上弦の月を見ている現地の人たちの様子です。最初はボランティアスタッフのＴ氏と友人の2名だけで、口径4㎝の屈折天体望遠鏡コルキットで月を見ていたそうです。そのうちだんだんと近くにいた人たちが「見せて」ということで月を見てもらうと歓声があがり、その歓声でまた近くにいた人が「見せて」ということになり……。50人ほどの方に月、木星、土星を見る「臨時観望会」になったそうです。

口径4㎝の屈折天体望遠鏡コルキットは天体望遠鏡博物館の天体望遠鏡工作教室で利用している工作キットですが、これ1台で50名もの方に、天文の楽しさを感じてもらえるとは驚きです。
小型の微動装置をつけていたのも幸いしました。