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11月21日前後 国際宇宙ステーションが日本列島上空を通過

[天文現象] スケジュール:2020/11/20
更新日:2020/11/18

日本時間11月17日午後3時14分、宇宙飛行士の野口聡一さんが「国際宇宙ステーション」に搭乗しました。国際宇宙ステーションには日本の実験棟「きぼう」があります。今回も野口さんは「きぼう」で様々な実験を行う思います。

さて、国際宇宙ステーションは地上400㎞の宇宙空間で地球を周回していますが、ときどき日本上空を通過しています。地上が暗闇にあり国際宇宙ステーションにはまだ太陽光が当たっているときなどの条件が整ったときは肉眼で「光の点」として動いていく国際宇宙ステーションを見ることができます。

突然、あらわれ、段々と明るさを増しながら上空を大きく移動していく様は何度見ても感動します。

11月21日17時30分から38分ころにかけて日本列島を南から北に縦断するように野口さんが搭乗している国際宇宙ステーションが通過します。

国際宇宙ステーションは軌道変更することがありますから、JAXAのサイト「きぼうを見よう」のページで確認してみて下さい。各地での見える時間と見える方角や見え方などが詳しく予報されています。

http://kibo.tksc.jaxa.jp/

観察チャンスは11月21日だけでなくその前後にもチャンスがあります。日によって見え方は大きく異なりますから「きぼうを見よう」のサイトを確認して観望を楽しんで下さい。

11月20日18時22分ころ 九州北部と山口、島根、広島など中国地方で見やすい
11月21日17時31分から38分 中国地方から北海道にかけて見やすい
11月23日17時39分ころから 北海道で見やすい
これ以外でもチャンスはあります。

8月7日に九州上空を通過したときの様子
撮影日時:2020年8月7日19時49分~
撮影地:鹿児島件霧島市下井浜海岸
撮影機材:カメラ・SONY NEX6 魚眼レンズ F5.6 露出3秒 感度設定ISO1600
撮影者:天体望遠鏡博物館 ボランティア I氏
*動画では4秒間ですが実際は4分間ほどかけてゆっくりと通過していきました。

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