香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
[お知らせ] スケジュール:2021/12/28
更新日:2022/01/02
デジタルカメラによる技術革新で天体写真撮影が身近な物になりました。それでもなかなか実現できない撮影があります。そのひとつが北極星を構図にいれて北天の日周運動を12時間撮影し星の軌跡を半円状に写すことです。この撮影のためには夜が12時間以上あり、晴れていることが必要です。そのため撮影は冬至のころの夜通し快晴になりそうな日を狙うことになります。
撮影日時:2021年12月27日17時36分~翌28日午前5時36分
撮影地:中華人民共和国・長春市
撮影機材:カメラ・SONY α7Ⅱ レンズ・トキナー28㎜(旧製品)F2.8解放
撮影データ:露出1.6秒×20秒間隔インターバルで12時間撮影 ISO 1600
撮影者:天体望遠鏡博物館ボランティアT氏(中国赴任中)
撮影者コメント:北天撮影は 中学時代に友人がフィルムで一発撮りしたのを見せられて以来、長年の目標でした。冬至前後の月明かりの少ない快晴日狙いです。問題なのは12時間カメラを見張っているわけにいかないので盗難されない場所と電源供給、夜露対策です。幸いこの日、長春市の最低気温はマイナス23度、湿度20%なので夜露対策は必要ありませんでした。ほとんどカメラの耐久試験ですね。