香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
[イベント] スケジュール:2022/11/05
更新日:2022/10/22
2022年11月5日土曜日開催の天体望遠鏡(鏡筒)工作教室のお知らせです。
今回の教室に参加される方は同夜18時から開催予定の夜間天体望遠鏡操作体験会に参加し、作った天体望遠鏡で月や星の観望練習もできます。(追加費用は発生しません)
夜間天体望遠鏡操作体験会にも参加希望の方は11月5日当日にスタッフにお申し出下さい。
*夜間天体望遠鏡操作体験会にも参加希望の方は軽食をご持参下さい。電子レンジ、トースター、湯沸かしポットは当館にて用意できます。
曇った場合、星空での操作体験はできませんが、天候に関わらず、望遠鏡完成後、模擬天体などを用いて操作体験は行うようにします。
【日時】2022年11月5日(土)16時~17時30分
*希望者は18時からの夜間天体望遠鏡操作体験会にも参加できます。
【会場】天体望遠鏡博物館 天文教室(香川県さぬき市多和助光東30番地1)
【対象】
①自分で天体望遠鏡を作ってみたい中高生
②自分で天体望遠鏡を作ってみたい大人
③小学校4年以上のこどもと保護者 *親子での参加ができます。
(小学校4年以上のこどもと保護者の場合は保護者の方を代表にしてお申し込みください)
※幼児・小学校低学年のお子様・ご兄弟は対象者の同伴者として参加いただけます
*よくある質問
Q1.小学校3年生以下でも参加できますか?
保護者が工作し、お子様がそれを手伝うという進め方で参加いただけます。
Q2.園児の弟(妹)も連れて行っていいですか?
小学校4年以上のお子様と園児の弟(妹)の場合は保護者1名以上でご参加下さい。
小学校3年以下のお子様と園児の弟(妹)の場合は保護者2名以上でご参加下さい。
Q3.材料キットだけを販売してもらえますか?
工作教室の参加者募集ですので、材料キットのみの販売は行っていません。
【定員】
4組12名程度(密を防ぐため募集数を少なくしています)
【内容】
口径4㎝の屈折望遠鏡工作キットを使って、天体望遠鏡(鏡筒部分)を作ります。その後、望遠鏡の操作に慣れるため、遠景の目標物を入れる練習を行います。(昼間の月が見える時期の場合は半月を見ます)使用する4㎝望遠鏡工作キットはこども用に製作されたものですが土星の輪や木星の衛星も見ることができる性能があります。作った望遠鏡はお持ち帰りいただき、自宅で天体観望をお楽しみ下さい。
*希望者は同夜開催の夜間天体望遠鏡操作体験会に参加して、月や星を導入、ピント合わせなどの操作練習も行います。
【参加費用】
鏡筒・天頂ミラーセット材料費3,000円/1台+施設使用料として入館料500円/1組
*本来、入館料は一人一人にかかりますが、本イベントでは館内案内を行う時間設定をしておりませんので一人分の500円のみの特例としております。
例a:1台の鏡筒セットを1人でつくる場合 3,500円(入館料500円+材料費3,000円)
例b:1台の鏡筒セットを小学生1人と保護者3人でつくる場合 3,500円(入館料500円+材料費3,000円)
例c:2台の鏡筒セットを小学生1人・高校生1人・保護者2名でつくる場合 6,500円(入館料500円+材料費3,000円✕2)
参考
鏡筒セット(段ボール箱は付属しません)
天頂ミラー
頭の真上にある星を見るとき、無理な姿勢になり覗きにくくなります。
天頂ミラーはL型で90度見る方向を変えることができ望遠鏡が真上を向いていても、楽な姿勢でのぞきことができる便利な部品です。
*今回の教室の材料代3,000円には鏡筒本体だけでなく天頂ミラーも含まれます
*天体望遠鏡博物館では屈折望遠鏡工作キット(商品名コルキットスピカ)を一括仕入れと会員からの寄付金補助により3,000円でご提供しています。
本教室での提供価格は一般的な入手方法よりも安価になっていますが、これは天文教育のためであり、材料のみの販売には応じかねますのでご理解の程お願い申し上げます。
(参考:ネット通販でのコルキットスピカ販売価格例 鏡筒本体3,480円、天頂ミラー748円 計4,228円)
【準備物】
カメラ用三脚・専用三脚をお持ちの方はご持参ください。お持ちでない方には館内備品をお貸し致します。
【参加申し込み方法】ネット予約でお申し込み下さい。(募集組数に達しましたので予約受付を締め切りました10月2日18時47分)
今回の教室に参加される方は同夜18時から開催予定の夜間天体望遠鏡操作体験会に参加し、作った天体望遠鏡で月や惑星の観望練習もできます。(追加費用は発生しません)
11月5日の18時すぎは西の空にはまだ、はくちょう座、こと座、わし座などの夏の星座を見ることができます。また東の空には月と木星や土星などの惑星が昇っています。
天体望遠鏡の練習をするのに好都合な夜です。
11月5日午後6時ころの東の空です。月、木星、土星が見えます。
まずは「月」を入れてピントを合わせる練習をしましょう。ピントが合うと数多くのクレーターも見えます。
月のすぐ近くで輝いているのは「木星」です。望遠鏡で見ると木星の縞模様と木星の4大衛星(ガリレオ衛星と呼ばれています)も確認できます。
「土星」も見てみましょう。夜空では木星の明るさと比べるとずっと暗いのですが、望遠鏡で見ると「環」も確認できます。*口径4㎝35倍で見たときのイメージで作図しています*
西の空にはまだ夏の星座であるはくちょう座、こと座、わし座が見えています。こと座の一等星ベガを見てみましょう。とても明るく美しい輝いていることを確かめてみて下さい。
見たい星を自分で導入できるようになると天体観測はとても楽しくなります。
晴れるといいですね。星天祈願!