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11月17日国際宇宙ステーションを見よう

[天文現象] スケジュール:2022/11/17
更新日:2022/11/12

2022年11月17日18時5分頃から、北海道を除く日本列島各地で、国際宇宙ステーションを見ることができます。

国際宇宙ステーションは地球の周りを回っている超大型の人工衛星です。地上から約400km上空に建設された有人実験施設でサッカーコートほどの大きさがあります。条件が合うと太陽の光を反射して明るく輝いている国際宇宙ステーションを肉眼で明るい「光点」として見ることができます。

11月17日18時5分ころから数分間、我々がいる地上は暗くなっているのに、地上から400㎞上空を飛行している国際宇宙ステーションにはまだ太陽光が届いている状態になります。

スライド1

上図の二重丸◎がついている地域で国際宇宙ステーションがよく見えます。北海道以外のほぼ全国各地で見ることができます。

スライド2

図は東京での見え方です。18時9分ころ、西南西の高度10度の低空から国際宇宙ステーションが輝きだし、天頂付近を通過してもまだ輝いている状態になります。一等星よりもずっと明るいので、18時09分ころに西南西の方向を見ていれば発見できるはずです。飛行機のような点滅はしませんので飛行機とは見分けがつきます。

スライド3

図は大阪での見え方です。18時8分ころ、南西の高度10度の低空から国際宇宙ステーションが輝きだし、天頂付近を通過してもまだ輝いている状態になります。一等星よりもずっと明るいので、18時08分ころに西南西の方向を見ていれば発見できるはずです。

スライド4

図は香川県での見え方です。18時7分30秒ころ、南西の高度10度の低空から国際宇宙ステーションが輝きだし、天頂付近を通過してもまだ輝いている状態になります。

スライド5

図は全天表示で表した香川県上空での国際宇宙ステーションの飛行経路です。18時7分30秒ころ、南西の高度10度の低空から国際宇宙ステーションが輝きだし、天頂付近を通過し東北東の高度30度附近で消えます。

経路が長いので、全経路を1枚の写真に納めるには魚眼レンズクラスの超広角レンズが必要でしょう。国際宇宙ステーションは明るいのでスマートホンで動画撮影するのも面白いでしょう。

自分が住んでいる地域ではどのように見えるかより詳しく調べたい方は下記の「きぼうを見よう」のサイトをご覧下さい。

 

https://lookup.kibo.space/

(このページで使用している図はすべて「きぼうを見よう-国際宇宙ステーションが見える日時をお知らせ」のサイトから引用しています)

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