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11月9日と10日の明け方 月と金星が並んで見えます

[天文現象] スケジュール:2023/11/09
更新日:2023/11/04

金星は「明けの明星」「宵の明星」とも呼ばれます。明けの明星のときは、夜明け前の東の空に明るく輝いて見えます。宵の明星のときは、夕暮れ時の西の空に明るく輝いて見えます。

2023年11月の金星は「明けの明星」として夜明け前の東の空に明るく輝いて見えています。(東の空に午前3時くらいから昇ってきます。明るさはマイナス4等級です)

11月9日と10日の明け方に、この金星に月が近づいて見えます。朝焼けの群青色の空に細い月と輝く金星が並んで見える光景はとても美しいと感じます。

星図1109052023年11月9日05時頃の東の空(香川県) 月の下に金星が見えています。

星図1109062023年11月9日06時頃の東の空(香川県)

星図1110052023年11月10日05時頃の東の空(香川県) 月の上に金星が見えます。9日と10日では月と金星の位置関係が変化することに注目して下さい。

星図1110062023年11月10日06時頃の東の空(香川県)

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