香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
[お知らせ] スケジュール:2023/10/31
更新日:2023/11/04
オリオン座はとても有名な星座ですので、オリオン座流星群と聞くと、多くの流星を見られるイメージを抱きがちです。また、流星群の母天体がこれまた有名な「ハレー彗星」ですからなおさらです。
例年、オリオン座流星群の出現数は全天観測で1時間にわずか5個程度です。夏のペルセウス流星群は1時間に50個程度ですから1割程度の出現にしかなりません。ですから写真撮影するのもなかなかたいへんです。
また通常、1時間ほど夜空を観測すると5個程度の流星は見ることが出来ます。したがってオリオン座流星群の流れ星か、流星群には属さない散在流星なのかの見分けは、放射点で判断するようになります。今年のオリオン座流星群の放射点はオリオン座の右腕ひじあたりです。
天体望遠鏡博物館のボランティアTH氏(神奈川県在住)がオリオン座流星群の極大時に近い10月22日午前1時12分にオリオン座流星群と思われる流星を写真撮影しました。
撮影日時:2023年10月22日01時12分
撮影場所:山中湖パノラマ台
カメラ:キャノンEOS6D 露出8秒 ISO設定6400
撮影者:天体望遠鏡博物館ボランティアTH氏(神奈川県在住)
撮影者コメント:カメラ3台で5000枚ほど連写しましたが、写ったのは4枚だけでした。近辺を車が行き来するので画面中央付近にヘッドライトによる丸いゴーストが発生しています。画面左上の白いものは「うす雲」です。