香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
[天文現象] スケジュール:2024/01/04
更新日:2024/01/01
1月4日18時ころ、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群の活動が極大と予測されています。しかし、この時間帯は、うしかい座とりゅう座の境界付近にある流星が出現する中心である「放射点」が地平線よりも下にあります。当然、地平線よりも下に流れる流星は見ることができせん。そのため、放射点が天頂付近にある時と比較するとグンと流星数が少なくなります。
また月が午前0時30分ころから昇ってきますので、月明かりの影響が少なく放射点が地平線よりも高くなる4日の23時ころから5日の午前2時くらいが観測に適した時間帯になりそうです。ただ、この時間帯は極大時刻18時から5時間以上経過しているため流星数が少なくなりそうです。
流星を見られたらラッキーという気持ちで流れ星を待ってみましょう。
なお「しぶんぎ座」という星座は現在は存在しておらず、かつて「へきめんしぶんぎ(壁面四分儀)座」という星座が設定されていたことからこの名前がついています。