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1月15日18時10分すぎ 国際宇宙ステーションが月・木星・すばるの近くに見えます

[天文現象] スケジュール:2024/01/15
更新日:2024/01/06

国際宇宙ステーション ISSはほぼ毎週、日本のどこか見ることができます。1月15日18時10分すぎには日本列島上空を通過し沖縄を除く全国各地で好条件で見ることが出来ます。今回は特筆すべきことが起こります。予報通りの軌道の場合、関東の一部地域(埼玉県さいたま市近辺)では月と国際宇宙ステーションが重なって見える現象が発生します。関東地域以外でも月のすぐ近くを通過していく国際宇宙ステーションを見ることできますのでぜひ見てみて下さい。*肉眼で充分見えますし、光害のある都市部でも見ることが出来ます*

星図埼玉県さいたま市大宮区での2014年1月15日(月)18時13分39秒~41秒のシュミレーション

国際宇宙ステーションは月面の下方から上方に向けて進みます。国際宇宙ステーションが軌道修正しないで周回を続けると18時13分40秒に月面中心近くを通過します。(2014年1月6日現在の国際宇宙ステーションの軌道データからの予報です)

スライド4さいたま市での見え方-#きぼうを見ようのサイトでのシュミレーション 地平座標表示

スライド5さいたま市での見え方-#きぼうを見ようのサイトでのシュミレーション 全天表示

2024年1月15日(月)18時13分ころに西南の低空から国際宇宙ステーションが上昇してきます。数十秒後に月面前を通過、天頂付近をとおり18時17分ころに見えなくなります。月面通過時間はわずか1秒程度です。動画撮影すると動きがよくわかると思います。


 

すばるとiss香川県さぬき市多和地区での2024年1月15日(月)18時14分12秒のシュミレーション

香川県さぬき市(天体望遠鏡博物館近辺)では、おうし座の「すばる=プレアデス星団」のすぐ近くを国際宇宙ステーションが通過します。図に描いている円のは視野2度の円です。双眼鏡で見たときのイメージに近いでしょう。通過時間は1秒未満と思われます。

四国や九州南部では国際宇宙ステーションが木星の近く通過する様子を見ることが出来ます

スライド2香川県高松市での見え方-#きぼうを見ようのサイトでのシュミレーション 地平座標表示

スライド3香川県高松市での見え方-#きぼうを見ようのサイトでのシュミレーション 全天表示

2024年1月15日(月)18時12分ころに南南西の空低くから国際宇宙ステーションが昇ってきます。15分ころに南南東の空高くで、木星の近くを通過し、東北東の低空で見えなくなります。


スライド1

月面通過が発生する地域は、さいたま市以外にもありそうです。自分の住んでいるところでどのように国際宇宙ステーションを見ることが出来るか「#きぼうを見よう」のサイトで確認してみて下さい。

https://lookup.kibo.space/

国際宇宙ステーションは、安全確保や諸事情で軌道変更することがあります。ここに記載している情報は2024年1月6日現在のデータで作成しています。観測する前に最新情報を「#きぼうを見よう」のサイトで確認してみて下さい。

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