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1月4日明け方「しぶんぎ座流星群」

[天文現象] スケジュール:2025/01/04
更新日:2025/01/02

しぶんぎ座放射点国立天文台ホームページから引用

1月4日(土)深夜から夜明け前にかけて、しぶんぎ座流星群の流星が流れる見込みです。4日の2時から流星が流れ始め夜明け前の5時頃には1時間あたり10〜20個程度の流星を見ることができると予想されています。満月などの明るい月明かりがあると、流星は見づらくなりますが今年は月明かりに邪魔されない好条件になります。

「しぶんぎ座」は、1795年に壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座として星座に定められましたが、1928年に国際天文学連合)によって採択された88星座には含まれなかったため現在は実在しない星座になっています。うしかい座とりゅう座の領域が、「しぶんぎ座」があった領域に該当します。

4日5時しぶんぎ座流星群星図2025年1月4日午前5時・北東の空

北斗七星-しぶんぎ座

「しぶんぎ座」があったあたりの見つけ方

1月4日の夜明け前5時ころに北東の空を見てください。北斗七星の尾っぽのあたりと地平線の中間あたりがかつて「しぶんぎ座」があった領域です。

しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに三大流星群と呼ばれています。ペルセウス座流星群やふたご座流星群は毎年、数多くの流星が出現しますが、しぶんぎ座流星群は、年によって出現数が変化しやすく出現数の予測は難しいと言われています。

流星は、放射点を中心に空全体に現れます。いつどこに出現するかも分かりませんので、なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。寒さ対策をしっかり行い、イスに座って最低でも15分ほどは観察を続けるようにしましょう。流星は肉眼で見ることが出来ます。双眼鏡や望遠鏡がなくても楽しめます。

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