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6月17日・18日水星と火星の撮影成功

[天文現象] 更新日:2019/06/18

6月17日、香川県坂出市から瀬戸大橋を背景にした水星と火星が接近して見える様子を高松市在住の天体望遠鏡博物館会員が撮影できました。6月17日水星と火星

撮影者:天体望遠鏡博物館会員N氏 時刻:6月17日18時5分 機材: ニコンD500+AF-Sニッコール16㎜-80㎜ F2.8-F4 絞りF14  露出10秒 感度設定200


6月18日は多くの地域で曇り空だったと思われますが、6月17日に続いて高松市在住の天体望遠鏡博物館会員が水星と火星が接近して見える様子を撮影できました。

デジタル一眼レフ・300㎜望遠レンズの組み合わせで固定撮影したものです。撮影に使用したカメラのセンサーサイズはAPS-Cサイズですのでフルサイズ換算で450㎜相当の望遠レンズと同じになります。左側のオレンジ色の方が火星、右側の白く明るい方が水星です。肉眼だともっと近づいたイメージです。6月17日の写真と比較すると水星の高度が火星よりも高くなっていることがわかります。

火星と水星_01

撮影者:天体望遠鏡博物館会員N氏 時刻:20時01分 機材:ニコンD500+Aiニッコール300㎜F4.5→F8 露出1秒 感度設定650

下の図は天文シュミレーションソフトで作成したシュミレーション画像です。白い円は視野角1度です。

火星水星視野1度

肉眼でのイメージです。

火星水星

6月19日もまだまだ接近して見えます。50㎜レンズから望遠レンズまでいろいろチャレンジしてみて下さい。
とにかく低空での天文現象ですから日没後から1時間くらい根気よく狙って下さい。

 

 

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