お知らせ

  1. HOME > 
  2. お知らせ > 
  3. 探してみようノーベル賞の星、ペガスス座51番星

探してみようノーベル賞の星、ペガスス座51番星

[お知らせ] スケジュール:2019/10/08
更新日:2019/10/08

stellarium-019_01
10月中旬 午後8時ごろ 香川県の星空

■10/8日、ヨーロッパの天文学者、ミシェル・マイヨール名誉教授(77)とディディエ・ケロー教授(53)にノーベル賞の受賞が決まりました。星の数ほどある夜空に輝く星の中には、太陽と同じように惑星を持つ星があるはず、誰でもそれを見つけたいと考えますが、太陽系の惑星であれば、比較的距離が近いので、望遠鏡を使えば惑星を見ることができますが、太陽系のはるか遠くの恒星に惑星を見つけること大変です。マイヨール名誉教授らは地球から51光年も離れたペガスス座51番星が、その星の近くを回る、巨大惑星の重力の影響を受けて、わずかにふらついていることに気が付き、この星に惑星があることを、人類で初めて見つけました。この発見をきっかけに、太陽系の外側、はるかかなたの星々に惑星(太陽系外惑星)がぞくぞくと見つかっています。

DSC_9805_2_01

先日、実際にペガスス座51番星を撮影しました。緑のマーカーで示しています。この星は5等級ほどなので、暗い空でも肉眼では見つけることは難しいかもしれませんが、双眼鏡や望遠鏡を使えば楽々見つけることができるはずです。次回観察会で、ご一緒に探してみましょう。(撮影: fuji )

文中の図表はプラネタリム表示用フリーソフトStellarium 0.19.1を使用しました。 (担当: fuji )

お知らせの一覧はこちら

天体望遠鏡博物館

開館日

開館日

Copyright © Museum of Astronomical Telescopes, All rights reserved.