香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
[天文現象] スケジュール:2019/11/28
更新日:2019/11/28
■ここ数日、夕刻の空では、金星と木星が目まぐるしく位置を変え、今日もその観察が楽しみです。特に11/28日と11/29日は、生まれたての月が加わり、にぎやかな夕刻の空になること間違いありません。さらに、11/28の月は月齢1.7という超超極細の月で、日没直後、ごく短時間、南西の空の超低空に観察できるかもしれません。ちょっと大げさですが、この月の観察に成功すれば、もしかすると、人生で最も細い月を見ることになる方も少なくないかもしれません。今からとてもわくわくしています。
■翌日11/29日の夕刻の空も見逃せません。月木金土が南西の空に整列している様子が観察できます。観察時間も前日よりはゆっくりできます。夕刻の美しい色付の中、月と惑星がきれいに並んだ姿を観察しましょう。
なお先日、関連記事をこちらに掲載しています。ぜひ、一読されてみてください。
夕刻の空で金星と木星がバトンタッチ
http://www.telescope-museum.com/post-8458/
スマホやコンパクトカメラで天体写真に挑戦してみましょう。月や金星、木星などの明るい天体はスマホやコンパクトカメラでも簡単に撮影できます。夕刻の美しい景色を前景に入れて、気軽に天体写真を撮影して楽しんでみてください。
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上:2019年11月24日
上:2019年11月25日
上:11月26日
木星・金星の位置の変化 (いずれも撮影地は北海道)
文中の図表はプラネタリム表示用フリーソフトStellarium 0.19.1を使用しました。 (文章と図表・写真 担当: fuji )
11月29日に土星・月・金星・木星がシュミレーションのとおりに並んだ様子を天体望遠鏡博物館スタッフが撮影しました。こちらをご覧下さい。