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アストロLN6E MEGA赤道儀仕様

ブランド: アストロ(アストロ光学工業)
光学系: 反射
口径: 153mm
焦点距離: 1300mm
架台形式: 赤道儀
年代: 1980年前後以降2000年前後
備考: 架台はMEGA赤道儀に変更している

アストロLN6 MEGA仕様_003

アストロ LN-6E型 (赤道儀はMEGA赤道儀に変更)
主鏡:口径153㎜ 焦点距離1300㎜ 口径比F8.5
    集光力460倍 分解能0.8″ 極限等級12.7等星
ファインダー:口径40㎜ 12倍

本機は2016年11月13日、兵庫県西宮市の久保等様が当館に来館され寄贈して下さいました。久保様は1985年12月から1986年3月にかけて回帰したハレー彗星を観測しようと本機を購入されました。より暗い星空の求めて、和歌山県の生石高原に本機を持ち込み使った後は、手軽に組み立てられるビクセンFL102を手に入れたこともあり、ほとんど使用することがなかったそうです。

当初はLN6Eの特徴でもあるポール脚でしたが、強度を高めるため、赤道儀をMEGA赤道儀に変更されました。

2016年3月、NHKの朝のニュース「おはよう日本」で天体望遠鏡博物館が詳しく放送され、久保様は当館の存在を知り、機会のあるときに寄贈しようと思われていたそうです。

アストロLN6 MEGA仕様_001

アストロ光学のこの時代の赤道儀は、システムマウント AS EM MEGAの3機種がありました。MEGA赤道儀はこの中で最大のものになります。AS EMクラスとは三脚幅、ウェイトシャフト軸径、ウオームネジハンドル取付径も異なっています。

   AS/EM MEGA
 三脚幅  28-35㎜  38-43㎜
 ウェイトシャフト軸径  16㎜  20㎜
 ウォームハンドル取付径  6㎜  8㎜

2016年11月26日

153㎜主鏡の洗浄を行いました。

アストロLN6MEGA赤道儀仕様_004

カビが発生が目立ちますが、深くは浸食していないようです。

アストロLN6MEGA赤道儀仕様_005

流水→石鹸泡で洗浄→流水→精製水で洗浄

アストロLN6MEGA赤道儀仕様_006

日光による消毒効果を期待して日なたで乾燥させました。この後、斜鏡も洗浄し、組み立て、調整しました。

 

 

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開館日

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