香川県さぬき市多和助光東30-1(旧 多和小学校)
ブランド: | アストロ(アストロ光学工業) |
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光学系: | 反射 |
口径: | 153mm |
焦点距離: | 1300mm |
架台形式: | 赤道儀 |
年代: | 1980年前後以降2000年前後 |
備考: | 架台はMEGA赤道儀に変更している |
アストロ LN-6E型 (赤道儀はMEGA赤道儀に変更)
主鏡:口径153㎜ 焦点距離1300㎜ 口径比F8.5
集光力460倍 分解能0.8″ 極限等級12.7等星
ファインダー:口径40㎜ 12倍
本機は2016年11月13日、兵庫県西宮市の久保等様が当館に来館され寄贈して下さいました。久保様は1985年12月から1986年3月にかけて回帰したハレー彗星を観測しようと本機を購入されました。より暗い星空の求めて、和歌山県の生石高原に本機を持ち込み使った後は、手軽に組み立てられるビクセンFL102を手に入れたこともあり、ほとんど使用することがなかったそうです。
当初はLN6Eの特徴でもあるポール脚でしたが、強度を高めるため、赤道儀をMEGA赤道儀に変更されました。
2016年3月、NHKの朝のニュース「おはよう日本」で天体望遠鏡博物館が詳しく放送され、久保様は当館の存在を知り、機会のあるときに寄贈しようと思われていたそうです。
アストロ光学のこの時代の赤道儀は、システムマウント AS EM MEGAの3機種がありました。MEGA赤道儀はこの中で最大のものになります。AS EMクラスとは三脚幅、ウェイトシャフト軸径、ウオームネジハンドル取付径も異なっています。
AS/EM | MEGA | |
三脚幅 | 28-35㎜ | 38-43㎜ |
ウェイトシャフト軸径 | 16㎜ | 20㎜ |
ウォームハンドル取付径 | 6㎜ | 8㎜ |
2016年11月26日
153㎜主鏡の洗浄を行いました。
カビが発生が目立ちますが、深くは浸食していないようです。
流水→石鹸泡で洗浄→流水→精製水で洗浄
日光による消毒効果を期待して日なたで乾燥させました。この後、斜鏡も洗浄し、組み立て、調整しました。