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ユニトロン 6インチアクロマート屈折 ドイツ式赤道儀

ブランド: ユニトロン(日本精光研究所)
光学系: 屈折
口径: 157mm
架台形式: 赤道儀
寄贈地:
寄贈者:
展示場所:
収蔵年:
備考:

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日本精光研究所 ユニトロン 6インチアクロマート屈折ドイツ式赤道儀

日本精光研究所のブランドPOLAREX/UNITRONは、1960、1970年代米国天文雑誌の後表紙を飾る世界的な国産ブランドです。その中でも、このユニトロン6インチは大変少ない生産本数だったようで、国際的にもたいへん希少な望遠鏡です。

写真は2013年1月25日記者発表のため、天体望遠鏡博物館(旧)多和小学校の屋内プールサイドで仮組立したときのものです。(現在の大型望遠鏡展示棟に改装される前)6インチのメイン鏡筒の他にサブスコープとファインダーがあるのですが、鉄骨の梁と干渉するため、この日は取り付けをあきらめました。それにしても、ユニトロンの大型望遠鏡には特別な美しさを感じます。

天体望遠鏡博物館には、このユニトロン6インチのフルセットが1台、鏡筒のみが1本あります。1つは東京で、もう1つは九州で発見・入手しました。

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  2本の鏡筒のうち、1本を当館の望遠鏡メンテナンスでお世話になっているヨシカワ光器研究所さんで、リストアしてもらいました。前オーナーがリペイントしていた接眼部の塗装をはがしていくと、「四国天文台」の刻印が現れました。

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以前から当館・理事の1人がユニトロン望遠鏡について文献調査しており、「四国天文台」は徳島市の眉山にかつてあった天文台であることがわかりました。

徳島市にあった天文台の望遠鏡が遠く離れた地で見つかり、ふたたび四国の地に戻り、復活しようとしています。

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鏡筒外面は美しく再塗装されました。対物レンズセルも洗浄・艶消しなど修復作業が入念に行われました。

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2本の鏡筒を並べてみました。左が修復作業後の鏡筒です。写真ではわかりづらいのですが、外部は非常に美しい艶のある白塗装がなされています。内部は迷光防止のため艶消し塗装が入念に行われました。レンズのクリーニングも終えています。いつでも現役復帰できる状態で保管されています。右の鏡筒はオリジナルの雰囲気を伝えるために、再塗装せず、クリーニングだけを行う予定です。これはこれで貫禄を感じます。


 2015年3月21日 2016年3月の天体望遠鏡博物館、プレオープンにむけて、屋内プール棟を改装した大型望遠鏡展示棟にて赤道儀架台部分の組み立てを開始しました。

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まずはベースと角形ポールを組み立てておきます。その上に赤道儀を載せます。

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まっすぐに、下ろさないとうまく入りません。この後、写真撮影担当者も手伝い、ポール接合面に対して垂直になるように支えて入れ込みました。

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拭き掃除しています

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ユニトロン用のバランスウェイトが欠品していますので、再製作する予定です。

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代用のバランスウェイトを取り付けて組み立て展示しています。2018年2月現在

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サブスコープもメンテナンス済みです。

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クランプなども製作して復元を進めています。

 

 

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開館日

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